満足度:☆☆☆
前作が良すぎた
ストーリー
四人の女学生が立て続けに自殺した。
その衝撃的な事件は一部の学園生たちの間で不謹慎な盛り上がりを見せ、いつしかこう噂されるようになった。
四人の女学生は学園の七不思議の一つ、“旧校舎の幽霊” に呪い殺されたのだ……と。
多くの者にとってはくだらない噂であったが、主人公・佐伯社には無視しきれない理由があった。
四人の女学生が自殺してから、奇妙な夢にうなされるようになったのだ。
熟睡することができず、日に日に自覚できないほど緩やかに衰弱していくなか、社の前に一人の少女が現れる。
ベルベットと名乗った不思議な少女は、社に告げる。
――あなた、呪われている。
この作品、正直がっかり。
これは前作のなないろリンカが良すぎた。
あれはいい作品でした・・・ラストとか泣きましたからね。
それに対してこのあけいろは泣ける要素がなく(いい話ではあったけれど)、
前作の不満だった短いストーリーが長くなった反面、
退屈な日常パートが長くなってしまいテンポが悪くなっているように思う。
前作のなないろではストーリーの途中で鬼と呼ばれる女性とのエロシーンがあり適度に刺激的で
生み出した鬼の能力も楽しみの一つだったのだが、
今回のあけいろでは主人公が普通の学生ということもあり
今回のあけいろでは主人公が普通の学生ということもあり
最後のほうしかエロシーンがないのですよ!
個人的に絵も好みなのでエロにも期待していた部分もあり少し残念かなと。
BAD ENDも含めるとルートも多くTRUE ENDも綺麗にまとめてあり
普通のエロゲであればまずまずの出来なのだが、
僕が求めていたのは前作のような普通ではないエロゲ!
エロが豊富で鬼とゆう面白い存在がいて最後に衝撃的な展開がある。
そんなものを求めていたのですがね・・・。
ただ、1つワクワクさせられたルートがあり
葛城葉子のルートなのだが、
そのルートでは主人公の霊を寄せやすい体質を利用し学校の七不思議の霊をどんどん取り込んで
自分の力にしていくというもので、
霊の無念を解決して成仏させたり他の者を力で強引で霊を倒すなどといった他ルートとは
ちょっと違う話でおもしろかった。
ただ、ルートの一つとしてあるために短いんだけどね。
それをベースにして作ってもらってたらもっと楽しめたかもしれない。