満足度:☆☆☆
予想を超える出来ではなかった
決して悪くない出来ではあるのだが予想通りに進む展開に、
前作の忠臣蔵のようなワクワク感は感じられなかった。
ストーリー
歌舞伎町で最強と呼ばれた少年グループ・サーベルタイガーのリーダーだった佐原拓実。
裏社会で悪魔の化身と呼ばれ、警察では解決できない街の事件を次々に解決し、街の住人から恐れ崇められていた。
だが、あるとき親友の二人が殺害される。 親友を殺したのはマフィアの殺し屋・悪梦(アーマン)。
その事件をきっかけにサーベルタイガーも瓦解、拓実自身も街で人目を忍び息を潜めて生活するまでに転落する。
そんな拓実のもとに、ある依頼が届いた。
依頼内容は、経歴不詳の謎の歌姫・風早永遠 のボディガード。
親友の復讐を果たすこと、自らの悪夢を断ち切るため、拓実は永遠の盾になることを承諾する。
前作の忠臣蔵は歴史を忠実に再現するだけではなく、ラストのバトルのようにファンタジー要素も含んでいて
次の展開がどうなるのかとワクワクさせられたものです。
(タイムスリップの時点でSFだけど)
だが今作はSF要素がない
簡単に言えば
チンピラの主人公がボディーガードになり
歌姫を守るだけ
悪くはないのだが、予想通りに進む展開に正直ガッカリした。
その歌姫を狙う理由もイマイチなのだが、 一番気に食わないのが
歌姫の風早永遠が幼いころの喉の怪我で声が出なくなっていて
声が出るようになったのは最近のこと
だが皮肉なことにそのおかげで素晴らしい歌が歌える
そして今声が出ている状態は奇跡のようなものって
これ絶対途中で声でなくなるやんッ!
強引に泣かせにきてるよー('A`)って感じが萎えますね。
序盤のB級ぽいチンピラシーンから
これからどんなスケールのデカイ話になるのかとワクワクしていたのに
ただのボディーガードだけって・・・
あと
謎の少女 視音って結局なんだったんよ!
分岐もほぼオマケ
風早永遠のためだけのシナリオですね。
戦闘シーンは緊迫感を感じさせる良い出来だったのですが、
まともに戦闘したのはアルと暗殺者くらい?
僕はもっといろんな戦闘シーンが見たかったかな~と
忠臣蔵のように命がけの戦闘がたくさんあるってのは
現代の日本が舞台では無理だと思うけど
もっと見たかったなぁw
悪くはないのだが僕には少し物足りなかった。
もっとスケールの大きい話を期待してしまっていたよ。
もっとスケールの大きい話を期待してしまっていたよ。